景気動向指数 グラフポータル by GD Freak!
GD Freak!の景気動向指数のグラフ閲覧ポータルです。景気動向指数は、生産、雇用など幅広い経済活動分野から景気に敏感に反応するとして選定された幾つかの代表的指標の動きを統合することによって 作成されており、我が国では現在、コンポジット・インデックス(CI)とディフュージョン・インデックス(DI)の二種類が公表されています。GD Freak!では、わかりやすいグラフと簡潔なコメントでデータを確認できます。利用者の方々がグラフやデータから何かを発見したり、気づきを得られれば幸いです。
概要
景気動向指数は、景気の上昇・下降の速度や景気変動による各経済セクターへの波及の程度を把握するための統計であり、CI(Composite Indexes)とDI(Diffusion Indexes)が作成されています。CIが景気の上昇・下降のテンポや大きさを表し、DIが波及の大きさを表します。また、CI、DIは景気の動きに先行する先行指数、ほぼ一致する一致指数、遅行する遅行指数から構成されています。さらに、DIから別途作成される累積DIの曲線が描く頂点は景気の山と谷に対応すると言われています。
CIとは?DIとは?
CIは構成する指標の動きを合成しようとするもので、景気変動の量的把握を主なねらいとしています。 一方、DIは構成する指標のうち、 改善している指標数の割合を算出するもので、景気の各分野への波及の広がりをみることを目的としています。
CIの一致指数がある程度の期間上昇し続けている場合には景気は拡張、逆に下降し続けている場合には景気は後退と読みとることができます。 またDIの一致系列は、景気拡張局面では50%を上回り、後退局面では下回る傾向がみられます。
累積DI指数は、DIから50を引いた値を1980年2月以降について和集計したもので、景気転換を視覚的にとらえやすいという利点があります。
データ出所
- 内閣府 経済社会総合研究所「景気動向指数」
更新予定
GD Freak!では内閣府よりデータが公表(月2回)され次第グラフを更新します。
- 当該月の景気動向指数は翌々月の7日前後に速報が公表され、25日前後にその改訂版が公表されます。
グラフ・データの更新日
- 8月分改訂値 更新日:2024年10月8日
どんなグラフが見られますか?
次のようなグラフを閲覧することができます。
例1.CI指数の推移
上記のグラフはこちらからご覧頂けます。
例2.DI指数の推移
上記のグラフはこちらからご覧頂けます。
例3.累積DI指数の推移
景気後退期は2018年10月に始まったことがわかりますが、covid19の影響もあり2020年6~7月を景気の谷というのは少し無理があるかもしれません。上記のグラフはこちらからご覧頂けます。
景気動向指数のグラフへのリンク
グラフを見る場合は下記の●グラフ名をクリックまたはタップしてください。グラフへ移動します。
- 最終需要財在庫率指数(逆サイクル)
- 鉱工業生産財在庫率指数(逆サイクル)
- 新規求人数(除学卒)
- 実質機械受注(製造業)
- 新設住宅着工床面積
- 消費者態度指数
- 日経商品指数(42種)
- マネーストック(M2)(前年同月比)
- 東証株価指数
- 投資環境指数(製造業)
- 総資本営業利益率(製造業)
- 長期国債(10年)新発債流通利回
- 中小企業売上げ見通しD.I.
- 生産指数(鉱工業)
- 鉱工業生産財出荷指数
- 耐久消費財出荷指数
- 所定外労働時間指数(調査産業計)
- 投資財出荷指数(除輸送機械)
- 商業販売額(小売業)(前年同月比)
- 商業販売額(卸売業)(前年同月比)
- 営業利益(全産業)
- 中小企業出荷指数(製造業)
- 有効求人倍率(除学卒)