サラダの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年3月におけるサラダの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より4.1ポイント上昇し112.1。前月との比較では1.1ポイント低下。下がったのは6ケ月ぶり。

最大値・・・113.2(2024年2月)
最小値・・・94.6(2016年6月)
平均値・・・100.7
標準偏差・・5.04

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のサラダの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のサラダの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年3月日本地図でみる都道府県別のサラダの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のサラダの表のから2024年3月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とサラダの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のサラダの値段・価格と2024年3月の安値ランキング

2024年3月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のサラダの値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は166円。標準偏差は18円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は10.8%。サラダの変動係数をその他の品目と比較した結果、サラダの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

サラダの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は16。同様に、下落した都市の数は35、変化のない都市の数は30となりました。
81都市の中でサラダの値段が最も安い都市のランキング第1位は121円[単位:100g]の浦安市、次いで126円の前橋市、127円の富山市の順です。同様に、サラダの値段が最も高い都市は208円の山形市、次いで206円の福島市、203円の金沢市の順です。また、最も高い山形市と最も安い浦安市との価格差は87円となっています。

サラダの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年3月 2024年2月 2024年3月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2023年3月	2024年2月	2024年3月	ランキング (安値順)
札幌市	134	141	138	8
函館市	184	189	189	74
旭川市	145	166	169	42
青森市	164	174	175	61
盛岡市	137	136	136	7
仙台市	186	191	186	72
八戸市	167	178	178	64
秋田市	195	182	182	69
山形市	202	208	208	81
福島市	190	203	206	80
郡山市	161	164	169	42
水戸市	167	171	160	24
日立市	170	175	165	32
宇都宮市	167	176	165	32
小山市	171	181	171	48
前橋市	132	126	126	2
さいたま市	158	162	159	21
熊谷市	170	171	172	51
川口市	172	174	174	59
所沢市	128	154	152	16
千葉市	158	169	168	41
佐倉市	167	177	173	55
浦安市	109	119	121	1
東京都区部	165	172	169	42
八王子市	141	148	148	13
立川市	152	168	163	29
府中市	143	142	142	10
横浜市	163	170	170	45
川崎市	143	152	150	15
相模原市	156	167	159	21
横須賀市	153	174	174	59
新潟市	158	165	167	37
長岡市	173	173	173	55
富山市	142	127	127	3
金沢市	185	192	203	79
福井市	157	167	159	21
甲府市	192	195	195	76
長野市	122	162	163	29
松本市	142	173	172	51
岐阜市	139	146	145	11
静岡市	157	162	160	24
浜松市	141	146	146	12
富士市	161	167	167	37
名古屋市	146	157	153	17
岡崎市	159	148	128	4
津市	164	159	160	24
松阪市	169	172	172	51
大津市	187	194	194	75
京都市	167	179	173	55
大阪市	184	184	183	70
堺市	178	173	173	55
枚方市	168	188	188	73
東大阪市	164	164	160	24
神戸市	167	172	172	51
姫路市	148	165	163	29
西宮市	216	178	178	64
伊丹市	174	167	175	61
奈良市	145	148	149	14
和歌山市	168	172	165	32
鳥取市	162	184	184	71
松江市	145	142	135	5
岡山市	164	170	170	45
広島市	161	165	160	24
福山市	170	171	170	45
山口市	175	177	176	63
宇部市	155	161	155	19
徳島市	192	202	202	78
高松市	161	171	171	48
松山市	133	135	135	5
今治市	151	166	171	48
高知市	145	154	153	17
福岡市	155	153	155	19
北九州市	175	165	165	32
佐賀市	150	150	138	8
長崎市	149	166	166	36
佐世保市	165	174	179	67
熊本市	171	167	167	37
大分市	157	182	181	68
宮崎市	163	172	178	64
鹿児島市	133	173	167	37
那覇市	183	199	198	77

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。